今日は、午後から雨になりました。
明日は降ったり止んだりの雨の予報です。

先週の日経新聞に、しぐれの事が書いてありました。
とてもいいお話しだったのでシェアします。

しぐれは晩秋から初冬にかけて降ったり止んだりする
にわか雨の事で、冷たい季節風が日本海側の地方や
京都にしぐれを降らせるそうです。

シベリアからの冷たい北西風が、
比較的暖かな日本海を渡りながら雨雲を作り
日本海にしぐれを降らせ、その残りの雨雲が
あまり高くない京都の山々を超えて
京都盆地にやってきます。

京都ではしぐれの雨雲が北の山々を超えて
やってくることから『北山しぐれ』と呼ばれ
もともとしぐれといえば『北山しぐれ』を
指していたそうです。

雨雲はしばし青空をさえぎり、
冷たく風情ある雨を降らせて通り過ぎ
また日が射して青空がのぞく。

紅葉を散らして降るしぐれに、
名残つきない秋の終わりを実感する。

日本気象予報士会元会長の方のお話しですが、
日本の四季を表す表現は素晴らしいなと思いました。

明日は、しぐれを楽しみたいと思います。

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