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2015.05.30

糖尿病の人が運動した方がいい理由 2

先ほど流れてきた日経新聞の記事に

認知症は糖尿病や高血圧の人がリスクが高く
食事と運動が大切であるという記事がありました。

認知症の社会コスト14兆円

認知症を防ぐには適切な食事と運動、
社会参加が効果的だそうです。

前回の続きの、糖尿病の人が運動した方がいい理由 2

『インスリン抵抗性』

インスリン抵抗性とは、2型糖尿病(生活習慣で発症したもの)
の人に見られ、糖代謝における
インスリンの作用不全を示す病態の事です。

インスリン抵抗性があると、
血中のインスリンが細胞にブドウ糖を取り込む
本来の役割を十分果たさないため
血液中のブドウ糖、すなわち血糖値と
インスリンの量(濃度)が上昇する事になります。

筋肉は食べ物からのブドウ糖を取り込み
血糖をコントロールするとともに
グリコーゲンとして貯蔵するという
重要な役割を果たしていますが

活動量の低下や運動不足が続くと
ブドウ糖取り込み能力の低下を招き
インスリン抵抗性の原因になり
体力や基礎代謝の低下も引き起こします。

その結果、さらに日常の活動量が低下し
消費エネルギーが減る事で、血糖値が上昇し
体脂肪、特に内臓脂肪が増え
インスリン抵抗性を促進する事になります。

ブドウ糖負荷試験で、
身体トレーニングを継続的に行った場合
ブドウ糖負荷後のインスリン濃度は低いのに
血糖値も低く抑えられているそうです。

これらの事から、運動の慢性効果として
インスリン感受性が増加し
インスリン抵抗性が改善されるそうです。

トレーニングでのインスリン抵抗性の改善効果は
3日で低下し1週間でほとんど消失すると言われているので

インスリン抵抗性の長期的な低下防止には
継続的な運動習慣が大切になってきます。

明日は、お休みになります。

今日も、楽しい一日になりました。

ありがとうございます。

明日もよろしくお願いします。

 


パーソナルストレッチラボ 凛

 

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