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2015.08.20

高齢者の衰え 『フレイル』 日経新聞の記事より

今日は朝からの雨が上がって
湿度が高く蒸し暑いです。



随分前にブログに書いたのですが
『フレイル』って、ご存知ですか?

『フレイル』は「高齢者の衰え」の事で
2014年に日本老年学会が提唱しました。

高血圧や糖尿病などメタボリックシンドロームを『メタボ』
筋力帝がが原因のロコモティブシンドロームを『ロコモ』
と省略した言葉が社会に浸透しやすくなった事例を参考に
決められた経緯があるということです。

動作が遅くなったり、転倒しやすくなったり
身体的な問題だけでなく、
認知機能の障害やうつ病などの精神や心理的な問題、
社会的な問題も含まれます。

正式な診断方法はまだありませんが、
歩行速度と握力の二つの判断基準があります。

高齢者の歩行速度の研究から、1秒間に0.8メートル以下になると
介護が必要になるリスクが高くなる事がわかってきています。

横断歩道の青信号は毎秒1メートルの速度で
渡れるように設定されており、
横断歩道を渡れなくなると要注意です。

足を蹴りだす力や、ももを持ち上げる力の衰えが
歩幅を小さくして歩行速度を遅くします。

握力も50歳を超えたところから徐々に低下し
過度に低下すれば、自分を支えるための手すりに
つかまりにくくなるし、荷物の持ち運びができなくなります。

男性 26キログラム、女性 18キログラム未満になると
支障が出る目安になります。

高齢者で介護が必要になる要因を年齢別にみると
70歳代までは「脳卒中」が圧倒的に多く
80歳以上になると「衰弱(フレイル)」が増え
90歳以上では3割を超えます。

フレイルを防ぎ健康を回復するには
運動と、たんぱく質を心がけた食事が必要です。

日経新聞の記事でした。



今日も最後まで読んで頂きまして
ありがとうございました。


パーソナルストレッチラボ 凛

 

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