2016.01.09
「冷え性と低体温症」日経新聞より
1月6日の日経新聞に、冬場女性が気になる
「冷え性・低体温症を防ぐ」という
記事が載っていました。
体には、体温を一定に保つ仕組みがあり、
脳、肝臓、腎臓など主要な臓器が
収められている体の中心部の温度は
約37度に保たれています。
体の中心温度が36度未満を低体温
35度以下まで下がる事を低体温症と言い
死に至ることもあります。
低体温症と聞くと雪山を想像しますが、
屋内での発症者数が屋外の3倍で、
多くは60代以上、低栄養や筋力不足による
体温調節機能の低下、糖尿病などの
基礎疾患の影響があります。
冷え性は、体の中心温度は正常ですが、
周囲の人が寒さを感じない時でも
手足の先などが冷たい事を言い、
7割が女性です。
体質、運動不足による筋力低下
糖尿病が原因の事もあります。
どちらも予防・改善するには、
体を冷やさない生活習慣が大切です。
1 衣服
マフラーなどで首もとを暖め、
上半身は空気を含みやすいものを
下半身は重ね着をする。
2 食事
温かいものをしっかり食べて低栄養を防ぐ
タンパク質は体温を速やかに上昇させるので、
卵や納豆など朝食を取る
3 運動
体の熱量の6割を作り出す筋肉を鍛える
夏は、体を冷やすキュウリなどの食べ物、
冬は生姜など体を温める食べ物
昔からの食生活は理にかなっていますね。
私も、日々のトレーニングで
冬でも手足が暖かく、
みなさんに重宝がられます。
筋肉を保つ事は、
冷え性の改善にもなるので、
運動習慣は大切ですね。
詳しくは日経新聞を見て下さい。