ホセ・ムヒカさんの本を読んで
先週から、本の出版記念で
ウルグアイ第40代大統領ホセ・ムヒカさんが
来日されメディアで話題になりました。
別件で本屋さんに行くと特設コーナーが
設けられていたので、私も買ってきました。
ホセ・ムヒカさんは、
「もっとも衝撃的なスピーチ」で
素晴らしいお話しをされていて、
私も今、自分たちに欠けてる事ばかりだなと
思い反省しました。
その素晴らしいお言葉とは別に、
ムヒカさんは、「格差のない社会と自由を夢見て」
革新運動に参加して、13年間獄中生活を
送られています。
独房で監禁され、肉体ばかりか精神も
追いつめられ、孤独との中で
いつか必ず自由になる日が訪れる
事を信じながら、自己と向き合われたそうです。
以前、読んだヴィクトール・E・フランク博士の
ドイツ強制収容所体験のお話しでも、
辛い収容所生活の中でも、
晴れて釈放されて医師として活躍している
自分の姿を思う事で希望が持てた
と書かれていました。
何か辛い事があると、これで終わりと
絶望して希望を持てなくなるのですが、
今年に入ってからの、いろんなニュースを見ていて、
いくらでも人生はやり直せるから、
自分を信じて、また復活してほしいなと思います。
ムヒカさんの本の最後のページに
人生ではいろいろなことで何千回と転びます。
愛で転び、仕事で転び、
いま考えているその冒険でも転び、
実現させようとしている夢でも転びます。
でも、千と一回立ち上がり、
一からやり直す力が、あなたにはあります。
( 2014年12月南米諸国連合会議でのスピーチより)
失敗した人に対して、とても厳しい
風潮にはあるのですが、
「赦し」ということで、批判している人たちも
幸せになれるのではないかなと
最近とても思います。
私の至らない所を
私もお客様や関係会社の方に
赦して頂く事で、
今の私が成り立っています。
みなさんも、ぜひムヒカさんの本を
読んでみて下さい。
