筋力トレーニング コンセントリック短縮性収縮とエキセントリック伸張性収縮
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ありがとうございます。
今日は筋力トレーニングです。
トレーニングには
力をだしながら筋肉が収縮していくもの
⇒短縮性収縮(コンセントリック)
力を出しながら筋肉が引き伸ばされていくもの
⇒伸張性収縮(エキセントリック)
関節の角度を変化させずに筋肉に力を入れる(収縮させる)
⇒等尺性収縮(アイソメトリック)
があります。
腕の前 上腕二頭筋のトレーニング
アームカールで例えると
ダンベルをもって肘を曲げていく時に腕に負荷がかかるのがコンセントリック
⇒この時に腕には80%の負荷がかかります。
ダンベルをもって曲げた腕をゆっくり伸ばすときに負荷がかかるのがエキセントリック
⇒この時に腕には120%の負荷がかかります。
ダンベルをもって肘を曲げて重りに耐えているのがアイソメトリック
⇒この時に腕には100%の負荷がかかります。
エキセントリック伸張性収縮は
筋肉が伸ばされる時に負荷がかかるので
筋肉には一番大きく負荷がかかります。
重い重量は適しません。
その反対コンセントリック短縮性収縮は
一番きついと思われがちですが
筋肉が縮むときに負荷がかかるので
比較的重い重量でも上がります。
腹筋シットアップを考えると同じ体重でも
体を起こすときはそんなにきつくありませんが
自分の体重が負荷になり
体を倒すときは体重の重い人ほど高負荷になります。
ロールアップは簡単だけれど
ロールダウンはきついですよね。
アイソメトリックは体幹トレーニングの
プランクなんかをイメージしてもらうとよいと思います。
種目によってコンセントリックが良かったり
エキセントリックの方が良かったりしますが
筋肉に大きく負荷がかかるからと
エキセントリックを多用しすぎるのは
ケガのもとになります。
うまく使い分けてトレーニングするのを
お勧めします。
代表 古田美幸