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2015.02.28

外反母趾と種子骨

今朝の日経新聞に外反母趾など
足指の障害の記事が載っていました。



 


先日来られたお客様のお嬢さんも
バレエのトウシューズで外反母趾になった
と、おっしゃっていましたし
20代のお客様も外反母趾

『気をつけないと膝痛の原因になりますよ。』
と、話していたところでした。


歩いたり走ったりする時に
地面に最初に付くのは踵(かかと)で
最後に親指でグイッと力を込めて蹴りだす事で
スムーズに移動する事が出来ます。


その親指の能力に欠かせないのが
指の裏側についている種子骨という
小さな骨になります。

 


種子骨は指に加わる衝撃を和らげる
クッションのような働きを持つとともに
親指に筋肉の力がスムーズに伝わるのを助けています。

種子骨の機能が損なわれると
歩く機能に支障をきたします。

種子骨は親指の親指の真下にあって機能しますが
外反母指によって指の骨がねじれると
正常な位置を保てなくなります。

種子骨が正常に機能を発揮できないときに
無理して歩いていると

他の指に歩行時の痛みなど障害が出るほか
膝や腰の痛みなどの症状が
どんどん広がっていく事もあります。

スムーズに足を蹴りだすという
正しい歩き方ができないと
膝が痛くて歩けない、ちょっとしたことで転倒する等
高齢になったとき要介護になる
リスクを高める事になります。

O脚のお客さま、内転筋が弱いと思っていらっしゃいますが
母指で地面を蹴って歩く事ができません。

歩幅を広げて歩くかわりに
歩隔を広げて横に体重を移動させながら歩きます。

それには外反母趾や中臀筋・大臀筋など
お尻の筋力不足、股関節前の柔軟性がひつようになります。


他にも、足の指がL字型に曲がるハンマートゥーや
直立した時に足の指が反りかえり
地面にしっかりついていない浮き指の事も書いてありました。

2月28日(日)の日経朝刊を見て下さい。

外反母指の改善に足指じゃんけん、で足の指を広げる運動
はだしで過ごす、足指グッズ、靴の選び方の他に
5本指靴下が載っていました。




 

私は外反母趾ではないのですが
5本指靴下しか履いていないのです。

5本指靴下は足の指で地面をとらえる事が出来るので
足指で地面を踏めてなくて
足の甲が硬い方も改善になると思います。

履くのを面倒くさがらずに
毎日履いていると履きなれてくるので
ぜひ試してみて下さい。

今日も、みなさんありがとうございました。

明日はお休みになります。


今日の一言

いろいろなお蔭で
自分というものが
できていることがわかる

そこでいろいろなお蔭で
出来た自分だから
いろいろ報いなければならない

それを感恩報謝という

『青年の大成』より

安岡正篤氏




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