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2015.06.25

昨日の続き、「運動器を長く使い続けるには?」

昨日は、『運動器の障害リスクが顕在化する年齢』について
日経新聞から、東京大学名誉教授の
中村耕三氏のコラムを書きました。

今日は、その続きです。

『運動器を使い続けるには、どうしたらよいか?』

中村先生は、

『運動しすぎても、しなさすぎもダメ』

と、おっしゃっています。

人間の骨と筋肉は、人体の60%程度をしめ
自動車で言えば、車体が思いという事になります。

移動を考えれば、軽い方がいいので
人間の身体は、骨や筋肉を減らそうとする
方向に働きます。

運動しないと筋肉はすぐに減ってしまうので
医師は高齢者に運動するように勧めるわけです。

とてもわかりやすい説明ですよね。

でも、膝関節の軟骨や背骨の椎間板はとても傷みやすいので、
大きな負荷をかける事は危険になり

これらの部位には血管がきていないため
一度悪くなると治りにくいという特徴があります。

このことから、運動をどんどんすればいいという話しではなく
無理な運動をして膝が悪くなれば、もともこもない
と最後に書かれていました。

これはフィットネスクラブのお客様や
ジョギング、ランニングをされる方に多いですよね。

健康増進のつもりで始めた事が
いつの間にか、痛みがあってもやり続ける
サポーターをしながらがんばる方
いらっしゃいますよね。

本来の目的を忘れて、無理をしてでも
がんばり続ける。

同じ動作のくり返しが多いと
同じ場所に負担がかかる、
事は気づかれない方が多いです。

トレーニングも同じで、どこかに痛みがあるものは
正しくできていない、と思われた方がいいです。

トレーニングは安全で効果的でなければ
いけないからです。

運動習慣がつかない方も、
これはこれで困るのですが

ロコモティブシンドロームにならないように
適度に運動する事が大切ですね。


今日もありがとうございました。

明日は、お休みになります。

 

 

 

 


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