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2015.08.09

陽明学 「良知」

おはようございます。

昨晩は、ずいぶん涼しかったですね。
朝晩が涼しいだけでも身体がらくです。

先日イオンカードで10%割引券があったので
大垣書店で本をたくさん買ってきました。



久しぶりの、陽明学です。



『天心は人心 人心は天心』

人の心は人の心であっても
宇宙自然の創造の究極による天の心

稲盛和夫さんの本や、いろいろな先生方、
仏教などの考え方によると
人の潜在意識は宇宙でつながっていて
自分の心と同じ波長のものが
引き寄せられるそうです。

心は天につながっており、これほど尊いものはなく
その心を誰しも持っている


安岡正篤先生は、「天地、心を立つと成す」
天地が人の心をまさに開いた、
とおっしゃっているそうです。

天地と人を結ぶのはただ一つの心で
心こそ天地と人を結ぶ
この心を極めつくしていけば
天地に結ばれていく


松下幸之助さんも「道」という言葉を
よく書かれたそうですが、

陽明学でも「道」は心にあり、
長寿というのは仁を求める事で
不老長寿の秘薬は外に探して求めるものではない
と書かれています。

健康の為にサプリメントや何やと買い求めるのですが
ストレスを抱えていては長生きで健康とはいかないようです。

「仁」は徳の本質、徳の至れるもので
人生は徳性を磨くもの、と
人間学で学びました。

王陽明は、「大道は即ち心」
「長生は仁を求るに在り」の境地に至ったそうです。

何で善悪を判断するか?

その正しい判断力が「良知」で
良心の純粋な発揚のこと
無欲明敏な知、だそうです。

みんなが陽明学を学ぶと
この世の中に犯罪は無くなるのかもしれません。

心の外に理はなく、心の外に事はない

陽明学が心学、良心の学問といわれる言葉です。

「中秋」という詩の中で
天気のいたずらから中秋の名月に出逢うのは
めったにないけれど、わが心の月は
永久に欠けることのない満月である
と書かれています。

心の外とは富や名誉ですが、
その事で人は判断されるものではない
自分の心を正していくのが「道」
であるという事だと思います。



今日も昼間は暑くなると思いますが
元気に一日をお過ごしください。


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