20代女性のおよそ9割が運動習慣がない
と、先日ニュースになっていて
大変衝撃を受けました。
そう言われれば、フィットネスクラブのお客様も
30代以上の人が多いような気がします。
以前、コラムで
『昔に比べて見た目の年齢が若くなっているが、
身体は確実に老化しているので、
高齢者の雇用も若い人のようにはいかない。』
読んだのを思い出しました。
『学生の頃部活で運動していたので体力はある。』
と聞くことがありますが、
それは数十年以上も前の話で
今もその体力が同じである事はありません。
毎日、鏡にうつる自分を見ると
以前と変わらないと思いがちですが、
身体は変化しています。
何も運動をしなければ、
毎年約1%づつ筋肉量は減少し
60代で筋肉量は、20代の約50%まで
減ってしまいます。
筋肉量が減ることで
ロコモティブシンドロームだけでなく、
血液を体循環させるのに
大きな圧力が必要になり高血圧
糖の取り組みが悪くなることで糖尿病など
メタボリックシンドロームの原因にもなります。
『現状維持は後退の始まり』と言いますが、
身体も現状を維持しているようでも
後退しています。
運動習慣をつけ、筋肉量を減らさないようにしなければ
現状維持はできないのです。
何もしなければ、10年後の自分は
今と同じである事はないのです。
自分で体を動かすことでしか
向上させることはできません。
見た目だけでなく、身体の中も
若々しくありたいですね。