先日、芸能人の方が『生活習慣に気を付けて。』
と話されているニュースを見ました。
その方は、ご自身が糖尿病で人工透析を受けていて
みんなに病気を未然に防ぐ啓蒙のために
記事を書かれていました。
別のニュースでは、肺がん患者の方に
『タバコを吸っていたの?』と聞くことは、
喫煙者にとって、
『タバコを吸っていたことを自分でも後悔しているのに
人から言われると傷つくしストレスを感じる。』
というものでした。
肺がん患者の約69%が喫煙者だそうですが、
喫煙が原因ではないものもあり、
非喫煙者の方も、『タバコを吸っていたの?』
という質問はしてほしくない方が多いので
言葉は慎重に選んで話したいものです。
『まったく後悔のない人生』を
送っている人は、いないと思います。
多かれ少なかれ失敗や挫折を通して
それを乗り越えることで、
人は成長するものだと私も思います。
でも、『後悔すること』を避けることもできます。
食事や運動などの生活習慣や喫煙は
今からでも改善し、病気になることを防ぐこともできます。
好き放題食べて適正体重を維持できず、
糖尿病や高血圧などを発症することは
防ぐことができるはずです。
家族歴などもリスクの一つになりますが、
それでも自身の心がけ一つで
最小限にとどめることもできます。
運動習慣がなく、筋力を維持できなくて
加齢に伴う膝や腰などの関節の変形や障害になることは
予見できると思います。
年をとったからみんながなるのではなく
若い時からの積み重ねでならない人も
たくさんいます。
メタボリックシンドロームもロコモティブシンドロームも
今の自分の生活を見直すことで
防ぐことができます。
防ぐことのできない事故からの障害や
自身の責任にはない病気もあるので
すべてが自己責任ではないこともあります。
防ぐことのできるものは、生活習慣を見直し防ぐ努力をする。
『あの時~しておけばよかった。』
という事のないように考え方を見直したいですね。