70歳以上が支払う医療費の自己負担の上限が増える
と、ニュースで報じられました。
住民税を支払っているすべての人を対象に
引き上げられる方針です。
これは、増え続ける社会保障費抑制のためです。
他にも、介護にかかわる費用の
自己負担も引きあがられたり、
紹介状なしに大病院を受診した時の初診料も
500床から200床へ拡大されます。
今まで年配の方に配慮した政策を
全世代で痛みを分かち合わないといけないくらい
社会費用の増大が財政を圧迫してきているという事です。
『健康格差』の問題など、
根本的に解決しないといけない問題もありますが、
一人一人が自分に何ができるかを考え
行動する時が来ているのかもしれません。
実際、フィットネスクラブに通う年齢の割合が
60代以上が3割を超え、自ら健康を維持しようという
意識の高い方が増えています。
フィットネスクラブに通わなくても
ウォーキングをしたり、食事に気をつけたりしている
高齢者の方も増えています。
医療や介護を受けた人が負担を求められる時代
国が何をしてくれるかばかりではなく
自分のできることは何か、
主体的に行動することが必要になっていきますね。